進学や就職、結婚などをきっかけに実家から独立すると、ふとしたときに親のありがたみを感じることもあるでしょう。
しかし、日々の忙しい生活に追われているうちに時が流れ、「両親に何も恩返しをできていない」と感じるケースも少なくありません。

そこで今回は、親が元気なうちに始めたい、「後悔しない親孝行の方法」を4つご紹介します。

電話などのコミュニケーションを増やす

直接会って親孝行したいと思っても、遠方に住んでいたり仕事や子育てをしていたりすると、離れて暮らす両親に頻繁に会いにいくことは難しいもの。
離れていてもできる親孝行としては、やはり連絡を取ることではないでしょうか。

現代では、親世代でも携帯電話やスマートフォンを使いこなす方が多くなりました。
これらの端末があれば、テレビ電話でお互いの表情も確認できますし、コミュニケーションアプリやSNSを使って、まめに連絡を取り合うことも可能です。

SNSやアプリに関しては、親が慣れるまでに時間がかかることがあるかもしれません。
しかし、一度慣れてしまえばお互いに連絡し合うハードルも低くなり、より気軽にコミュニケーションが取れるでしょう。
電話だとなかなかタイミングが合わないという方にとっては、写真やちょっとした近況をお互いに目にするだけでも安心できます。
また、親子間だけでやりとりができるSNSサービスもあるので、プライベートなことも遠慮なくやりとりができるでしょう。

他にも、ささいなことでもお互いに連絡し合えるようになれば、生活上のリスクを減らすことにもつながります。
体調の変化や、振り込め詐欺などの犯罪についても注意することができ、親の安全を見守ることにもつながるのではないでしょうか。

記念日にプレゼントを贈る

画像1: istock

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親孝行のかたちとして、プレゼントを贈るのも良いですね。
特に、母の日や父の日は良い機会ですし、結婚記念日のような親の記念日も、プレゼントを贈るきっかけになります。
しかし、欲しいものを直接聞くと、遠慮してしまうのが親心。
買い物に出掛けた際などに、ふと手に取っているものをチェックしてサプライズで贈ってみてはいかがでしょうか。

プレゼントは贈るだけでも親孝行になりますが、それだけではありません。
プレゼントをきっかけに親と連絡を取る機会が増えます。
「これといって用がないから」と親にあまり連絡をしない方には特に、親にプレゼントを贈るのはとてもおすすめです。
「今度プレゼント送るから、家にいる時間を教えてよ」「あのプレゼント、ちゃんと使ってる?」など、プレゼントをきっかけに親との会話を増やしましょう。

かしこまったプレゼントは何だか気恥ずかしいと思ってしまう方は、出掛けたときに見かけた親の好きなものを買ったり、旅行先でお土産を買ったりして渡しても良さそうですね。

会う機会を増やす

どんなに連絡を取り合っていても、やはり会えるときには会っておきたいものです。
たとえ短い日数でも、会って話ができることは両親にとって何よりうれしいことではないでしょうか。

実家に帰るのももちろん良いのですが、たまには一緒に旅行に出掛けても良いですね。
特に希望がないのであれば、お互いの交通費や移動時間による負担が少ない、実家との中間地点を旅行先に選ぶと良いかもしれません。

また、自分の家に遊びに来てもらい、もてなす立場になるのもおすすめ。
自分がどのような生活を送っているのかを知ってもらうことで、親を安心させてあげることもできるかもしれません。

実家の困りごとを助ける

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帰省したときに実家の困りごとを助けてあげることも、立派な親孝行です。

例えば、親が「高い位置に保管してあるものが取りづらい」と困っているなら、手の届きやすい場所に移動してあげましょう。
また、持て余しているビデオやDVDレコーダー、パソコン、スマートフォンといった電子機器があるなら、設定やメンテナンスをしてあげることも親孝行になります。
親とコミュニケーションを取りながら、電子機器の便利な使い方を一緒に練習するのもおすすめです。

実家を出てから自分の荷物を実家に置きっぱなしにしているという方も多いと思います。もしかしたら、両親が片づけきれずに困っているかもしれません。
そこで、帰省した際には子供部屋にある自分のものを自分で整理し、両親に負担をかけないようしてあげましょう。これも立派な親孝行の1つです。

おわりに

親孝行の在り方には決まりや正解がないからこそ、今日から始められるようなちょっとしたことが親孝行になる場合もあります。
中でも電話やメールを送ることは、思い立ったらすぐできることなので、さっそく連絡してみてはいかがでしょうか?
自分が後悔しないためにも、親が元気なうちにたくさん親孝行をしたいですね。

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