人生の伴侶である旦那さんを育ててくれたお義母さん。お義母さんがいなければ、隣で笑っている旦那さんは存在し得ませんでした。今の幸せの基盤を築いてくれたお義母さんに、感謝の気持ちを込めてギフトを贈りたい。……だけど、何を贈れば喜んでくれるんだろう?

そこで、ギフトアドバイザーとして一番の適任者である「お義父さん」を呼び、お嫁さんと二人で街へ繰り出すこの企画。

名付けて、「義父とギフト」!(だじゃれ)

お義母さんに贈るギフトをお義父さんに相談!ギフトには手紙を添えることに

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今回、お義母さんにギフトを贈るのはサオリさん。普段から旦那さん一家と交流はあるものの、お義父さんと2人で会う機会は少ないとのこと。カフェで待つサオリさんの元へ少し遅れてお義父さんがやって来ました。

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サオリさんのお義父さんは建築コンサルタント会社を営んでいる社長さん。国内外問わず、公園やゴルフ場、日本庭園などの設計を担当している現役の技術者です。

お義父さん「久しぶりだね。今日はどうしたの?」

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サオリさん「ブティックに勤めてもうすぐ20年になるお義母さんに『お疲れさま』の意味も込めてギフトを贈ろうかと思ってるんですが、なにを渡したら良いか迷っちゃって」

お義父さん「最近は休みも取れるようになってきたから、外に出かけたときに持っていけるものがいいかもしれないね」

サオリさん「そしたら、一緒にお出かけしたときに使えるバッグにしようかな」

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サオリさん「あ、そうそう。実はギフトに添えるメッセージカードを買ってきたんです。よかったらお義父さんも一緒に書きませんか?」

お義父さん「手紙かあ……。妻とは長年連れ添っているけど、手紙を書くのは初めてだなあ……。少し恥ずかしいね(笑)」

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ペンをスラスラと走らせて、日頃の感謝の気持ちを綴っていくサオリさん。整った文字が次々にメッセージカードへと並んでいきます。

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その一方で少しの間、宙を見つめた後ゆっくりと文章をしたためていくお義父さん。先ほどの照れた表情とは打って変わって、今度は真剣な面持ちでメッセージカードと向き合っています。

メッセージカードを書き終えたところで、2人はお義母さんにバッグを購入するため街へと繰り出しました。

お義母さんご用達のショップでお義父さんとバッグ選びを開始!

画像1: お義母さんご用達のショップでお義父さんとバッグ選びを開始!

2人が向かったのは、二子玉川ライズの中にあるPAPILLONNER(パピヨネ)というセレクトショップ。なんでもこちらはお義母さんお気に入りのショップなのだとか。

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サオリさん「お義父さん、これなんて軽くて素敵じゃないですか?」

お義父さん「これもいいけど、よく『自分で買うのは黒やベージュばかりになっちゃう』って言っていたから、少し色味があるものの方がいいかもなあ」

それから2人は、ああでもないこうでもないと悩みながら店内のバッグを見て周ります。

画像3: お義母さんご用達のショップでお義父さんとバッグ選びを開始!

サオリさん「あ!じゃあこのバッグなんかいかがですか?」

お義父さん「ポケットもたくさんあるし、持ち手も頑丈そうで使い勝手が良さそうだね」

サオリさん「そうですよね。デザインもおしゃれだし、お義母さんに似合いそう。うん、これにしよう!」

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サオリさん「お義母さん、喜んでくれるといいな」

無事にギフトを購入できたサオリさん。お義母さんの待つ旦那さんの実家へ移動する前に、2人は公園に寄って少し休憩することに。

お義父さんが語るお義母さんとの馴れ初め、旦那さんの青春時代

画像1: お義父さんが語るお義母さんとの馴れ初め、旦那さんの青春時代

サオリさん「そう言えばお義父さんとお義母さんはどこで出会ったんですか?」

お義父さん「妻の母が通っていた詩吟の先生の紹介だよ。出会ったときはあまりにも美人で友人からは『まるで美女と野獣だな』なんてからかわれたな(笑)」

画像2: お義父さんが語るお義母さんとの馴れ初め、旦那さんの青春時代

サオリさん「それにお義母さん、箱入り娘だったんですよね」

お義父さん「当時から活発な性格で、箱からはみ出していたけどね(笑)サオリちゃんとは、確かうちで開催したクリスマスパーティーのときに初めて会ったんだよね」

サオリさん「そうそう。そのときにお義父さんとお義母さんへ紹介してもらったんです」

お義父さん「あの息子にしては随分かわいい人を連れて来たなと思ったよ」

画像3: お義父さんが語るお義母さんとの馴れ初め、旦那さんの青春時代

サオリさん「ありがとうございます(笑)。ヨウくんは幼いときどんな子だったんですか?」

お義父さん「ヨウスケは、小さいときは人見知りで身体も弱かった。幼稚園では友達もできなくて、すぐ家に帰って来ちゃうような子だったなあ」

サオリさん「今の姿からは想像できない……」

お義父さん「そこから野球を始めて、スケボーや音楽にハマってどんどん社交的になっていったよ。中学3年生の時期に僕と大喧嘩したのも覚えてる」

画像4: お義父さんが語るお義母さんとの馴れ初め、旦那さんの青春時代

お義父さん「僕も当時は仕事が忙しかったから、ヨウスケからすると家庭を顧みない父親だと思われていたのかな」

サオリさん「ヨウくん、反抗期があったんですね」

お義父さん「ついこの間も『親父は父親としては最低だけど、男としては最高だよな』なんて言われたよ(笑)」

サオリさん「あはは(笑)でもそれって、今だからこそ言える褒め言葉ですよね」

旦那さん一家の思い出話で盛り上がったところで、そろそろお義母さんの待つお宅へと向かいましょう。

お義父さんとお嫁さんのアイディアを掛け合わせたギフトをプレゼント

画像1: お義父さんとお嫁さんのアイディアを掛け合わせたギフトをプレゼント

お義母さん「おかえりなさい!」

明るく迎え入れてくれたこの方こそが、サオリさんのお義母さん。

サオリさん「お義母さんお久しぶりです! 今日はお義母さんに渡したいものがあって……」

画像2: お義父さんとお嫁さんのアイディアを掛け合わせたギフトをプレゼント

サオリさん「これ、これから一緒にお出かけするときにぜひ使ってください」

お義母さん「あら!ありがとう。何かしら……」

画像3: お義父さんとお嫁さんのアイディアを掛け合わせたギフトをプレゼント

お義母さん「わあ!素敵ね!自分で選ぶと黒やベージュばかりになっちゃうのよ。ポケットもたくさんあってすごく使いやすそう!」

サオリさん「まさに、お義父さんがそう勧めてくれてこのバッグを選んだんですよ」

お義母さんのあまりの喜びぶりに周りからは拍手が起こります。

画像4: お義父さんとお嫁さんのアイディアを掛け合わせたギフトをプレゼント

サオリさん「バッグだけじゃなくて、実は2人からお手紙もあるんです」

お義母さん「ええ!?」

画像5: お義父さんとお嫁さんのアイディアを掛け合わせたギフトをプレゼント

お義母さん「サオリちゃんからはもらったことはあるけど、お父さんから手紙もらうのなんて初めて……」

そう言って、お義母さんは噛みしめるようにじっくりと2人からの言葉を読み始めます。

画像6: お義父さんとお嫁さんのアイディアを掛け合わせたギフトをプレゼント

右半分はサオリさんからのメッセージ、左半分はお義父さんからのメッセージ。そこには、普段口ではなかなか言えない、お義母さんへの感謝の気持ちが綴られていました。

画像7: お義父さんとお嫁さんのアイディアを掛け合わせたギフトをプレゼント

そんな2人からの温かい言葉を受け、思わず声をつまらせるお義母さん。

画像8: お義父さんとお嫁さんのアイディアを掛け合わせたギフトをプレゼント

お義母さんの涙にサオリさんも思わずもらい泣き。お義父さんはそんな2人を温かい眼差しで見守っています。

お義母さん「バッグもお手紙も本当にありがとう。大切にするね」

お義父さんとお嫁さんの2人だからこそ贈れたお義母さんへのギフト

画像: お義父さんとお嫁さんの2人だからこそ贈れたお義母さんへのギフト

お嫁さんとお義父さんが一緒に選んだギフトでお義母さんへの想いを伝える「義父とギフト」。

バッグだけでなく、2人から贈られたメッセージはお義母さんの心にいつまでも刻まれているはずです。そして何よりこの日の思い出こそが3人にとってかけがえのないギフトになったのではないでしょうか。

あなたも日頃の感謝を乗せてお義母さんにギフトを贈ってみませんか? お義父さんをアドバイザーに迎えれば、いつもとはまた違う素敵なギフトに出会えるはずですよ。

取材協力:
PAPILLONNER(パピヨネ) 二子玉川ライズ S.C.店
東京都世田谷区玉川2-21-1二子玉川ライズショッピングセンタータウンフロント1F
Tel . 03-6805-6604
営業時間:AM10:00〜PM9:00 (年末年始を除き年中無休)
※店内リニューアルに伴い2018年8月5日に一旦営業終了
2018年9月以降営業再開予定

ライター/いちじく舞
写真/高山諒
編集/サカイエヒタ(ヒャクマンボルト)

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