60歳を迎えたことをお祝いする還暦。
還暦祝いといえば「赤いちゃんちゃんこ」を連想する方も多いのではないでしょうか?

還暦を迎えたら、赤いちゃんちゃんこを着て記念写真を撮るものというイメージは根強いものです。
でも実際には、「赤いちゃんちゃんこって、本当に着たいもの?」と考えてしまう方も少なくないかもしれません。

そこで今回は、50代の女性206人に聞いた「赤いちゃんちゃんこに関するアンケート」の結果をご紹介します。
還暦を控えた女性たちの意見を見ながら、還暦祝いの赤いちゃんちゃんこについて今一度考えてみましょう。

還暦に赤いちゃんちゃんこを着る風習を知っている50代女性は9割以上

50代女性206人にまず尋ねたのは、『還暦のお祝いとして「赤いちゃんちゃんこ」を着る風習があることを知っているかどうか』という質問です。

画像: 還暦に赤いちゃんちゃんこを着る風習を知っている50代女性は9割以上

還暦のお祝いに「赤いちゃんちゃんこ」を着ることを知っているという方は全体の93%という結果が得られました。
ほとんどの方が、「還暦のお祝いに赤いちゃんちゃんこを着る」と、ご存じであることになります。
「両親や祖父母が還暦を迎えるときに、赤いちゃんちゃんこを着てもらって祝った」という方も少なくないのかもしれません。

このように、還暦に関する知識をお持ちの方は、かなり多数に上ることが分かります。

還暦の記念に赤いちゃんちゃんこを着たい?

続いて投げかけた質問は『あなたは、ご自身が「還暦」を迎える際、記念として「赤いちゃんちゃんこ」を着てみたいと思いますか?』というもの。
果たして赤いちゃんちゃんこを着てみたいと思っている50代女性は、どれくらいいるのでしょうか?

画像: 還暦の記念に赤いちゃんちゃんこを着たい?

赤いちゃんちゃんこを「ぜひ着たい」という方は、わずか2%とごくごく少数に留まる結果に。
「家族が用意してくれるなら」「記念撮影をする間だけなら」などの一定の条件を満たす場合にのみ着てもいいといった消極的な意見と合わせても24%にしかならず、赤いちゃんちゃんこを着たい・着てもいいと考えている50代女性は全体の4分の1以下という結果になってしまいました。

最も多く選ばれた回答は「着たくない」で、なんと68%にも上ります。
「着る習慣は知っているけれど、自分が着ることには気が進まない」という方が多数派のようです。

赤いちゃんちゃんこを着たくない理由って?

還暦で赤いちゃんちゃんこを着たいとは思わない50代女性が圧倒的多数という結果が出ましたが、彼女たちはなぜ着たくないと考えたのでしょうか?

ここでは、先ほどの質問で「赤いちゃんちゃんこは着たくない」と回答した方が教えてくださった「私が赤いちゃんちゃんこを着たくない理由」をご紹介します。

【年寄り臭いから】

・おばあちゃんっぽいのでいや(53歳/愛知県)
・一気に年を取った気分になるから。(59歳/北海道)
・年寄り臭くてそのような風習はやりたくないから(59歳/埼玉県)

【昔と今は違うから】

・昔よりは今の方が60才は若いと思うから(53歳/兵庫県)
・還暦なんて今の長寿時代には合わない感じがする。(55歳/兵庫県)
・昔の還暦と今の還暦は全く違うと思うから。(58歳/山口県)

【他のもののほうが良いから】

・ちゃんちゃんこはその日きりになるので、他の赤い物のほうがいい!(50歳/高知県)
・似合わないし、その後着ない(50歳/静岡県)
・ちゃんちゃんこはお年寄りのイメージが強いので、もっとオシャレなもので代用したい(56歳/北海道)

「今の60歳はまだ若いから、ちゃんちゃんこなんて年寄り臭く思える」という声や、「わざわざ高齢者であることを意識したくない」という声が目立ちました。

確かに、数十年前なら還暦といえばかなり高齢な印象だったかもしれませんが、現代では60歳ならまだまだ元気!というイメージ。
「せっかく若々しく生きていける時代になったのに、あえて年寄りを意識するようなことをする必要はない」という意見にはうなずけますね。

赤いちゃんちゃんこ以外ならどんな服装がいい?

「赤いちゃんちゃんこは着たくないけれど、記念に何か赤いものを身につけたい」という意見も多かった今回のアンケート。
「ちゃんちゃんこは1度着れば終わりだけれど、実用品なら記念に赤いものの1つもほしい」と考えている方は、意外に多いようです。
そこで、『赤いちゃんちゃんこ以外で「これなら還暦祝いに着てもいい!」と思える「赤い〇〇」を教えてください』という質問をしてみました。
結果はどのようになったのでしょうか?

画像: 赤いちゃんちゃんこ以外ならどんな服装がいい?

50代女性が選んだ、これなら着てもいい「赤い〇〇」ランキング第1位は「赤いアクセサリー」となりました。
2位以降も「赤いストール」、「赤い靴」と続き、服飾小物がトップ3を占める結果に。
小物であれば普段使いしやすいことから、おしゃれな女性からの支持を集めたようですね。

一方で、記念写真に映える「赤いワンピース」や「赤いドレス」を選んだ方も一定数いらっしゃいました。
還暦の記念に写真撮影などを考えているなら、赤いちゃんちゃんこではなく、華やかでおしゃれな赤のワンピース・ドレスを準備してみるのもひとつの手かもしれません。

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おわりに

「還暦祝いには赤いちゃんちゃんこを着るもの」という感覚は、現代ではちょっと古いものになっているようです。
しかし、それでも「還暦=赤いもの」というイメージは強いため、お祝いをするなら赤にちなんだものをプレゼントするのはやはりおすすめです。
日頃は赤い服を着ないお母さんでも、指輪などのアクセサリーで赤い石を選んだり、普通のプレゼントに加えて赤い花束を贈ったりするなどの方法もあります。

お母さんの気持ちを汲んで、赤にちなんだおしゃれな還暦祝いを取り入れてみてはいかがでしょうか?

調査概要

調査区域:47都道府県
調査方法:インターネットリサーチ
実施期間:2018年6月19日〜6月26日
有効サンプル数:206(お子さんのいる50代女性)

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