父親の趣味に娘がチャレンジする本企画。
アウトドア好きな父親の趣味「キャンプ」に、ライターのナカノが挑戦していきます。

初回の奥多摩でランチグランピング体験を経て、第二回は軽井沢で常設テントでの宿泊をクリア。
そして、最終回となる今回は、ついに自分たちでテントを組み立てて宿泊します!

ちなみに、お父さんに過去二回の記事を見せたところ、「まあ、最初はこんなもんだな(笑)」とあっさりした反応。でもなんだか少し嬉しそうだったような……?

だんだんレベルアップするキャンプ、過去二回の経験を活かし楽しむことはできるのでしょうか?
それでは行ってみましょう〜!

オートキャンプ場にチェックイン!

画像1: オートキャンプ場にチェックイン!

今回の舞台となるのは、千葉県山武市の「有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場」。
貸し農園や収穫体験もでき、農園レストランも擁する広大なキャンプ場です!

画像2: オートキャンプ場にチェックイン!

都内から車で約90分。道の脇に広がるにんじん畑がのどかです。

画像3: オートキャンプ場にチェックイン!

一度はやってみたい! キャンピングカーの駐車場も併設。
購入した大きなキャンピングカーをこちらで預かってもらえるのだとか。

画像4: オートキャンプ場にチェックイン!

今回は、初回でアウトドア初心者だと豪語したトウドウさんと共に挑戦!

トウドウ「もちろんテントを組み立てたことはないので、不安しかありません!」

ナカノ「そこまで言い切られると、逆にすがすがしい……! 過去二回の経験を元に頑張ります」

画像5: オートキャンプ場にチェックイン!

チェックインを済ませ、

画像6: オートキャンプ場にチェックイン!

レンタル品を受け取ります!

今回こちらで借りたのは以下のアイテム。

・シュラフ
・毛布
・焚き火台
・ランタン
・テーブルセット

画像1: ・シュラフ ・毛布 ・焚き火台 ・ランタン ・テーブルセット

レンタル品の運搬はトウドウさんに任せ、

画像2: ・シュラフ ・毛布 ・焚き火台 ・ランタン ・テーブルセット

オートキャンプ場なので、車でキャンプサイトまで向かいます!

画像3: ・シュラフ ・毛布 ・焚き火台 ・ランタン ・テーブルセット

今回のキャンプサイトはこちら。
隣のサイトとは柵や樹木で仕切られていて、車も4台くらいは余裕で停められそうです。レンタカーを停めても広々!

トウドウ「当たり前だけど、なにもないですね……」

ナカノ「自分たちの寝場所もつくらなきゃいけないのか……。これがキャンプ……」
木々に囲まれた平地で、しばし無言でたたずむ二人でした。

難関…!? 二人三脚でテントを組み立てよう!

画像1: 難関…!? 二人三脚でテントを組み立てよう!

早速荷物を降ろして、テントを張っていきます!

画像2: 難関…!? 二人三脚でテントを組み立てよう!

とりあえずテントを開いてみました。
(今回は、3~4人で使うのに適したテントを友人から借りました!)

画像3: 難関…!? 二人三脚でテントを組み立てよう!

ナカノ「えっ、テントって予想以上に重い……。このペグ(※)ってやつを打つんですよね?」
※ペグ…テントを固定するための杭のこと。しっかり固定しないとテントが風で飛ばされることも。

トウドウ「多分合ってます……よね?」

ナカノ「あれ? なんだか違うかも……?」

トウドウ「なんかよくわからない部品がある。これって何に使うの……?」

と、初めてのテントに悩みながら組み立てること20分……。

画像4: 難関…!? 二人三脚でテントを組み立てよう!

なんとか無事にテントを張れました!
正直テントの組み立てがこんなに大変だと思いませんでした……。お父さん、いつも一人でこんなの組み立ててるの!? すごくない!?

画像5: 難関…!? 二人三脚でテントを組み立てよう!

ナカノ「やったー! 秘密基地みたいでめちゃくちゃ楽しいですね!」

画像6: 難関…!? 二人三脚でテントを組み立てよう!

ゆっくりしている間もなく、テーブルセットも組み立てるトウドウさん。

画像7: 難関…!? 二人三脚でテントを組み立てよう!

夕ご飯に向けて、焚き火台に薪を準備。

画像8: 難関…!? 二人三脚でテントを組み立てよう!

・空気の通り道をつくるように組み立てる
・着火剤を使う
・丸めた紙をセット

前回までの知識をフル動員して、手早く火をつけていきます!

画像9: 難関…!? 二人三脚でテントを組み立てよう!

5分ほどで火が安定してきました。

ナカノ「この薪、めちゃくちゃ火がつきやすくて助かりました……!」

トウドウ「しかし、明らかに初回よりもアウトドアレベルが上がってますね、ナカノさん!」

ナカノ「前回の経験を活かすことができました! もう火起こしはバッチリです!」

夕ご飯は、身体ぽかぽかキムチ鍋

秋も深まり、夜は冷え込むので、今晩のメニューは「鍋」にすることに。

画像1: 夕ご飯は、身体ぽかぽかキムチ鍋

今回は身体が温まるようキムチ鍋をチョイス! 野菜も肉もバランスよく食べられて調理器具も少なく済ませられる鍋料理は、キャンプでも間違いないメニューかも。

画像: 火が立っている状態の焚き火に鍋をくべると、あっという間に焦げ付くので注意!

火が立っている状態の焚き火に鍋をくべると、あっという間に焦げ付くので注意!

トウドウ「しまった、蓋を忘れた……! アルミホイルを蓋代わりにしましょう!」

ナカノ「あるものでなんとかする精神が、めちゃキャンプっぽいですね」

画像2: 夕ご飯は、身体ぽかぽかキムチ鍋

10分ほどでグツグツ煮えてきました!
ガスコンロの火と違って火力にムラがあるので、こまめに鍋を動かします。

画像3: 夕ご飯は、身体ぽかぽかキムチ鍋

全体にしっかり火が通ったところで、お皿に盛り付けて完成!

画像4: 夕ご飯は、身体ぽかぽかキムチ鍋

ナカノ「うまっ! キムチ鍋、正解ですね。めっちゃ身体が温まる!」

トウドウ「確かに。これ、何杯でも食べられちゃいますね〜!」

画像5: 夕ご飯は、身体ぽかぽかキムチ鍋

日が傾き冷え込んできたので、焚き火台の前から離れないトウドウさん。
キムチ鍋はシメにラーメンを入れ、最後の1滴まで楽しみました。

焚き火を囲んで団らん。これまでのチャレンジ旅を振り返ろう

食事を終えるころには薄暗くなってきたので、ランタンをセット。
カセットガスで使えるランタン、初めて見ました!

画像: 2回目の教訓をいかして、今回は忘れずにランタンをレンタル!

2回目の教訓をいかして、今回は忘れずにランタンをレンタル!

ナカノ「これ、ワンタッチで明るくなってすごく便利です……!」

画像: 点灯するととっても明るい!

点灯するととっても明るい!

さて、この企画は今回で終了を迎えます。
焚き火にあたりながら、全3回のキャンプを振り返ってみました。

トウドウ「私はキャンプといえば小さい頃に家族で行ったことがあるだけで、ほぼ初めてだったのですが、全3回を振り返ってみていかがですか?」

ナカノ「なんと言っても、回を重ねるごとに装備の知識と増えたことが大きかったですね。初回は至れりつくせりで、自分たちで用意するものはなかったですが、二回目は結構痛い目みたかも(笑)」

トウドウ「私がいなかった回ですね! 例えばどんなことですか?」

ナカノ「ランタン類を準備していなかったので、夜はほぼ真っ暗だったんです(笑)」

トウドウ「確かに!過去2回の経験もあり、今回は抜かりなく装備が揃ってましたね!」

ナカノ「はい!この企画でキャンプをしたことで、普段の買い物のときなども、今まで興味がなかったキャンプ用品が目にとまるようにもなりました。今度は道具を買ってやってみたいですね」

トウドウ「ぜひ、プライベートでもキャンプ行きましょう!」

画像: 焚き火を囲んで団らん。これまでのチャレンジ旅を振り返ろう

夜が更けると、夜霧でキャンプ用品がしっとりしてきました。
着替えなどの荷物は、結露しないようテントの中にしまっておくのがよさそうです。
この日はキャンプ場の消灯時間である22時過ぎに就寝。

ゆっくり起床、朝食は軽めに手早く!

画像1: ゆっくり起床、朝食は軽めに手早く!

キャンプ二日目は、6時頃に大雨の音で目を覚まし、二度寝をしてました。
8時に起きたら雨は止んでいて安心。テント内も浸水することはなく、荷物も無事でした。

画像2: ゆっくり起床、朝食は軽めに手早く!

朝ごはんは、前日に買って来たピザ!

画像3: ゆっくり起床、朝食は軽めに手早く!

焚き火でお湯を沸かして、コーンポタージュもプラス。
身体が温まる朝食です。

トウドウ「普段は朝食というと手を抜いちゃうけど、ちゃんと作るとなんだか贅沢な気分になりますね」

画像4: ゆっくり起床、朝食は軽めに手早く!

そしてキャンプは終盤。協力してテントの片付けを進めていきます。

画像5: ゆっくり起床、朝食は軽めに手早く!

片付けはあっという間! 組み立て時の苦労が嘘のよう……。

画像6: ゆっくり起床、朝食は軽めに手早く!

全3回に渡る「父の趣味、チャレンジ旅!#キャンプ編」はいかがでしたでしょうか。
最初は「アウトドアって初めてなんだけど、何を用意すればいいの……?」と疑問だらけの私でしたが、今回のキャンプを終えるころには火起こしの技も身につけ、レベルアップできたように感じます!

ちなみに最近実家に帰省した際にお父さんと買い物に行ったところ、お母さんに怒られながらもまた新しいキャンプ用品を購入していました。

知らぬ間に増えるアウトドア用品! 高そうだな……。

画像: 木をくり抜いて作るフィンランドのマグカップ「ククサ」は、なんとお父さんの手作り!

木をくり抜いて作るフィンランドのマグカップ「ククサ」は、なんとお父さんの手作り!

非日常の中で、不便さを楽しみながら自然に触れること。
実際に全三回のキャンプ体験を経て、「どうしてキャンプをするの!?」の謎が解けた気がします。

お父さんの生活を豊かにするキャンプ。今度帰省したら、一緒に火起こししてコーヒーを飲んでみようかな。

取材協力:有野実苑オートキャンプ場
取材・編集/ナカノヒトミ+プレスラボ
写真/飯本貴子

記念になるお祝いの場をお探しの方へ

センスのある贈り物をお探しの方へ

This article is a sponsored article by
''.