親御さんやご自身の伴侶が70歳の古希を迎えるにあたり、お祝いをしてあげたいと考える方は多いことでしょう。
しかし、「どのように祝えば良いのかあまり知らない、他の人の意見も参考にしたい」と思う方もまた多いと思います。
そこで今回は、親御さんや配偶者、義父母の古希を祝ったことがある222名の方を対象に、古希の祝い方についてのアンケートを取りました。
ぜひ参考にしてくださいね。
古希祝いには食事会をした方が多数
古希のお祝いに、どんなことをしたのかを聞いてみました。
最多回答となったのは「食事会」。実に7割以上の方が、古希祝いに食事会をしたと回答しています。
おいしい食事を楽しみながらゆっくりと話ができる食事会が、古希祝いの定番となっているようです。
次点の「品物をプレゼント」も、半数以上の方が回答しています。食事会の際に品物のプレゼントも行っている方が多いことが伺えますね。
お祝いは誰と一緒にすることが多い?
続けて尋ねたのは、古希祝いを一緒に行った人についてです。誰と一緒にお祝いをするケースが多いのでしょうか?
最多回答は「自分の配偶者」で71.6%でした。ご両親や義父母の古希祝いの際は、やはりご自身の奥さんや旦那さんと一緒に行うことが多いようです。
「自分の子ども」と一緒に古希祝いをしたという方も、半数以上いらっしゃいました。
また、「親族」と答えた方も全体の2割程度と少数ですがいらっしゃいます。親族総出で古希祝いをする方もいらっしゃるようですね。
古希祝いの場所、1位はホテルや旅館の宴会場
では、古希祝いはどんな場所で行うことが多いのでしょうか?
グラフの通り、上位3つはすべてホテルやレストランなどの外食をする場所、という結果になりました。
「自分の実家」や「自宅」と回答した方もいらっしゃいましたが、どちらかというと家ではなくお店で古希祝いをする方が多いようです。
古希祝いの予算は1万円〜3万円が最多
古希祝いの食事会やプレゼントの予算は、いくらぐらいなのでしょうか。実際にかかった金額を聞いてみました。
半数近くの方が、古希祝いの予算は「1万円以上3万円未満」だったと回答しました。
一方で予算は1万円未満だった方や、10万円以上だったという方も。みなさん、それぞれの懐具合に合わせた内容で、古希祝いを行っているようです。
印象に残っている「古希祝い」の思い出・エピソード
アンケートの最後に、古希祝いをした際の思い出やエピソードを教えていただきました。ここでは、集まったコメントの一部をご紹介します。
喜ばれたエピソード
・自分の父親の古希のときに、自分夫婦と、弟の家族とで旅行に行き、厳しかった父親が、ずっと満面の笑みで楽しんでくれたことが印象に残っている。(東京都/60歳/男性)
・切り絵を作ってあげたら、すごく喜んでくれました。孫たちも手紙を書いて渡していて、嬉しそうでした。(静岡県/43歳/女性)
・義父のお祝いの時に、娘が義父のお酒に付き合って子供ビールをそれっぽく飲んでいたのが可愛かった。じいじも嬉しそうだった。お料理のメニューやお祝いの札を嬉しそうに大事に持ち帰って飾ってくれている。(神奈川県/42歳/女性)
盛り上がったエピソード
・母の念願であった、子供、孫たち総出でドッチボールがしたいという希望で、体育館を借り、生き生きとした母を見たとき、良かったねと妹とうなずきあったことが、印象に残っている。(埼玉県/75歳/女性)
・義父にポロシャツをプレゼントしたら、その場で着替えてくれて盛り上がりました。(大分県/45歳/女性)
大変だったエピソード
・紫色の物(プレゼント)を探すのに苦労した。(兵庫県/34歳/女性)
・ホテルのレストランにしたけれど、階段があって足の悪い義母には申し訳なかった。ワインなどをたくさん頼んだけれど、義母以外の人の好みで、結局その人がほとんど飲んだので呆れてしまった。でも、お料理も美味しかったし義母も喜んでくれたようでよかった。(茨城県/57歳/女性)
古希の祝い方やお祝いをした相手はさまざまでしたが、集まったエピソードの大半が、「とても喜んでくれた」といったポジティブなエピソードでした。
おわりに
今回は、ご家族の古希祝いをしたことのある方222名に尋ねた、古希の祝い方に関するアンケートの結果をご紹介しました。
古希祝いには食事会をした方が最も多く、予算は1万円以上3万円未満が相場ということが分かりました。
奥さんや旦那さん、ご両親や義父母の古希祝いを予定されている方は、ぜひ今回の記事を参考に素敵なお祝いを考えてみてくださいね。
調査概要
調査区域:47都道府県
調査方法:インターネットリサーチ
実施期間:2018年12月20日〜21日
有効サンプル数:222(30代以上の男女)