普段、お母さんとゆっくり話せていますか?
ランチや買い物によく行くという方も、たまには親子でのんびり女子旅をしてみてはいかがでしょうか。

今回はご紹介するのは『湯布院(由布院)温泉』。由布岳盆地に広がる田園など、日本の原風景が楽しめる温泉地です。

飛行機で東京方面から湯布院温泉へ行く場合は、羽田空港から1時間45分ほどの大分空港に行き、そこからバスでJR由布院駅まで約55分移動します。

湯布院(由布院)温泉とは

画像5: PIXTA

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湯布院で最も多い泉質は単純泉で、肌の負担が少なく、疲労回復や冷え性などに効果があると言われています。

全国的にも珍しい「青湯」が多いのも特徴です。青湯とは、乳白色、薄水色、紫がかったコバルトブルーなど、気候や日によって変化する「にごり湯」のことで、美肌成分のメタケイ酸も多く含まれています。

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自然や景観を楽しみたい方におすすめ

由布岳は「豊後風土記」や「万葉集」にも登場する名峰で、「深山霧島(ツツジの一種)」や紅葉、霧氷と、年間を通じて景色が楽しめます。山頂からは由布院の町をはじめ、別府湾、九重連山などが一望できますよ。

また、太陽を背に立った時、自分の影が前方の雲や霧に巨大に映り、その周囲に色のついた光の輪が見える「ブロッケン現象」が体験できる数少ない山の一つとしても有名です。

標高680mの場所にある展望台で、湯布院と周りの山が一望できます。名前に「霧」が付くように、早朝には絨毯のような朝霧が眼下に広がる景色が見られます。

大杵社の境内にある大きな杉の木は、樹齢1000年以上といわれ、御神木として地元の人から崇められています。

根元の周囲は約14m、幹の高さは約35mあり、国の天然記念物にも指定されています。

湖底の一部から温泉と清水が湧き出る不思議な湖「金鱗湖」。湖で泳ぐ魚の鱗が夕日で金色に輝いているように見えたことから名付けられたといわれています。

年間を通じて水温が高い為、冬の早朝には湖面から湯気が立ち上る幻想的な光景が見られますよ。

由布岳と鶴見岳の間を流れる由布川峡谷はV字型の峡谷が約12kmにわたって続いています。幾筋にも糸のように流れ落ちる水流や迫力ある岩肌は、その美しさから「東洋のチロル※」とも称され、多くの人が観光に訪れます。

※美しい峡谷で知られるオーストリアのチロル地方

散歩やショッピングを楽しみたい方におすすめ

湯布院で最も賑やかな、観光の中心となっているスポットです。約800mほどの通りに、食事処・お土産屋・カフェ・雑貨店などがたくさん並んでいます。

静かな温泉地とは雰囲気が変わり、道行く人が何かしら食べ物を手にしているのもここならではの光景です。

観光はもちろん、撮影スポットとしても人気がある、メルヘンな世界観のテーマパークです。映画「ハリー・ポッター」の撮影の舞台にもなった、イギリス・コッツウォルズ地方が再現されており、まるで小さな海外旅行をしているような気分が味わえます。

湯布院駅からタクシーで5分程のところにあり、入場も無料なので、立ち寄りにおすすめです。

芸術鑑賞が好きな方におすすめ

画家マルク・シャガールの作品が展示されている美術館です。金鱗湖に面して建てられているので、併設されているカフェのテラス席からは、秋から冬にかけて幻想的な朝霧を見ることができます。

ヨーロッパのアンティークステンドグラスを展示した日本で初めての本格的なステンドグラス美術館です。

外観の建材や調度品に至るまで英国直輸入のアンティークで装飾されており、中には名高い作家の芸術品が数多く展示されています。

音楽が流れる館内に、美術と音楽をテーマにしたアート作品が展示されている美術館です。

館内にはソファ席や、関連の図書を揃えた読書室も用意されており、くつろぎながらゆったりとした時間が過ごせますよ。

その他 大分県の有名温泉地

ー別府温泉リンクー

おわりに

近年は「アートの街」としても知られ、田園風景との融合が女性の間で評判になっている「湯布院(由布院)温泉」。母娘旅でぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?

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