白エビやホタルイカ、ブリなど海の幸がたくさん採れる富山県。今回はそんな富山県に蔵を構える吉乃友酒造の「よしのとも」をご紹介致します。美味しい海の幸とお酒を求めて、富山県を訪れてみませんか?
米造りから自社精米まで一気通貫する「吉乃友酒造」
1877年創業の吉乃友酒造。コンセプトは濃醇辛口で後味すっきり、食中酒に向く飲みごたえがあるお酒。特定名称酒は原料米もすべて富山県産の酒造好適米を使用。現在は純米酒のみを製造する純米蔵で、大吟醸などを除く定番の純米酒は、1年ほど熟成させる事を目的として酒質を仕上げています。米造りから自社精米まで一気通貫することで、吉乃友酒造にしかできない味に仕上げています。
様々な蔵で経験を重ね、吉乃友酒造では杜氏として8年目の廣島達彦さん。廣島さんは冬場の11月から4月頃までは仕込みをし、夏場のオフシーズンは営業もしています。情報収集できることが営業のメリットだと感じているそうで、直接聞いた意見や流行を活かして酒質や、技術面の向上に取り組まれています。
うま味とキレが共存した満足感たっぷりの「よしのとも」
熟成感がありながらもキレの強さが全体を引き締めている「よしのとも 純米原酒」。特徴は濃醇さ。口に入れた瞬間から濃醇さを感じるうま味で、満足感があるものの穏やかなキレが全体を引き締めています。このキレが強すぎないことで、うま味により個性が引き出され、バランスに優れた日本酒です。
うま味を感じながらペアリング
うま味が印象的で味も濃醇なので、いつもより味が濃い食事との相性が良いです。しかし、塩味の強い食事は刺激に繋がるのであまりオススメできません。油脂分の多いもの、例えばアヒージョや豚の角煮、濃い味なら味噌カツでも美味しくいただけます。
おわりに
アヒージョといえばワインやカクテル、味噌カツといえばビールを想像される方が多いかもしれませんが、そんな料理ともペアリングを楽しむ事ができる、よしのとも。いつもとは違うシーンでお父さんと食事を楽しんでみるのも良いかもしれませんね。
コンテンツ提供:saketaku
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