皆さん、お母さんと普段ゆっくり話せていますか?
親子でランチや買い物によく行くという方も、旅先でのんびりと温泉に浸かりながら話してみたら、いつもと少し違った話題になるかもしれません。

今回ご紹介するのは、外湯めぐりで有名な兵庫県の『城崎温泉』。

城崎温泉へ向かう際は、羽田空港から約1時間10分の伊丹空港、そこから乗り継いで約35分のコウノトリ但馬空港へ行きます。空港からは空港連絡バスを利用し、40分ほどで城崎温泉駅に到着します。

城崎温泉とは

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城崎温泉の泉質は、塩分を主成分とするナトリウム・カルシウム-塩化物泉。切り傷や冷え性、皮膚乾燥症などに効果があるとされています。
城崎温泉にある7つの外湯はどれも同じ源泉を使用しているため効能は同じですが、それぞれの湯に由来や言い伝えが残り、歴史の深さを今に伝えています。

七つの外湯めぐり

7つの外湯のなかで最も大きい「さとの湯」。エキゾチックな洋風風呂やハーブが香るサウナなど、バラエティの豊かさが魅力です。温泉の滝が豪快に流れる和風の露天風呂から眺める円山川は絶景ですよ。

合格祈願・交通安全、開運招福のご利益があるとされる温泉で、裏山の自然岩を利用した洞窟風呂が名物となっています。半露天になっているので外の冷気が心地よく、長湯にも向いています。

7つの外湯のなかで最も新しい外湯です。火伏防災・良縁成就のご利益があると言われています。「美人の湯」と呼ばれ、美肌磨きに嬉しい温泉ミストサウナもあります。

窓も天井もガラス張りの「天空風呂」や豪快な滝を目の前に眺められる寝湯もおすすめですよ。

「一生一願の湯」という別名を持つ温泉です。ここぞという願い事があるときに入ると叶うと言われています。露天には檜造りの桶風呂があり、しっぽりと温まることができます。

源泉から地蔵尊が発掘されたことが由来となった「地蔵湯」。家内安全のご利益があると言われています。和風灯篭や六角形の広い窓など、外湯の中で最もモダンな建物になっています。広々とした湯船のほか、打たせ湯なども楽しめますよ。

「鴻の湯」は7つの外湯のなかで最も古く歴史ある温泉です。約1400年前に2羽のコウノトリが足の傷を癒したという伝説から夫婦円満、不老長寿にご利益のある温泉とされています。

緑に囲まれた庭園露天風呂で開放感を感じながら湯に浸かってはいかがでしょうか。

中国から移植した柳の木の下から湧き出たことから名付けられました。子授けの湯として知られるほか、傷や腫れ物にも効くとも言われています。風呂は深く、他の外湯に比べてやや熱めなので芯から温まります。

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大師山の山頂までつながったロープウェイには、山麗駅、中間の温泉寺駅、山頂駅の3つの停車駅があります。山頂には展望台やカフェもあり、天気のいい日は城崎温泉街と日本海を見渡すことができます。

中間の駅にも寺や美術館など見どころがたくさんあります。山頂までの往復切符を購入すれば、途中下車をして観光することもできますよ。

城崎温泉ロープウェイの中間駅「温泉寺駅」すぐにある温泉寺。1300年以上前に城崎温泉を開いた道智上人により開創された古刹です。

溶岩が冷える時にできる割れ目模様「柱状節理」が美しいスポットです。160万年前に起こった火山活動によってでき、その後、人々の採石によって洞となりました。

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おわりに

温泉街ならではの情緒とロマンにあふれた城崎温泉。浴衣を着て外湯めぐりすれば、より一層風情が感じられるのではないでしょうか。

親子の会話に華を咲かせつつ、思う存分観光やグルメを楽しめるといいですね。

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