人生の節目、長寿のお祝いはとてもおめでたいことの一つです。特に、90歳という長寿を祝う「卒寿」は、盛大にお祝いしたいもの。卒寿をお祝いするときに忘れてはならないのが「テーマカラー」です。還暦は赤のちゃんちゃんこを着るというイメージがありますが、卒寿にもテーマカラーがあります。卒寿のときにお祝いムードを盛り上げる、ちゃんちゃんこの色について確認しましょう。

卒寿のお祝いのテーマカラーは何色?

還暦の際に赤いちゃんちゃんこや帽子をかぶる…というのは、多くの方がご存知でしょう。
同じように、卒寿や喜寿・古希などさまざまな長寿祝いにも、それぞれのテーマカラーが決められています。

卒寿のお祝いの色は「紫」と「白」

卒寿のお祝いは「紫」もしくは「白」がテーマカラーになります。白はどのようなお祝いでも使える万能カラーと呼べますが、卒寿の場合は代表的なテーマカラーは紫です。
卒寿の祝いで紫を用いるのは、日本では昔から紫色をとても高貴な色として使っていたことが由来と言われています。たとえば、貴族や大臣が着る服などは、色で位をあらわしていましたが、濃い紫がもっとも高い位とされていました。そのため、卒寿では古希(70歳)、喜寿(77歳)と同様に、紫色が使われるようになりました。

卒寿のちゃんちゃんこは紫がおすすめ

還暦のお祝いでは赤いちゃんちゃんこを着てもらうように、卒寿のお祝いでもテーマカラーである紫のちゃんちゃんこを着てお祝いをします。もちろん、前述のように白いものでも可能ですが、やはりおすすめは紫のちゃんちゃんこ。高貴な色のため、相手を敬う・お祝いする気持ちをあらわすことができるでしょう。

卒寿のお祝いは紫色ならなんでも大丈夫?

長寿のお祝いの際には、ちゃんちゃんこを着てもらって祝うのが伝統的です。ちゃんちゃんこを着るのは還暦のみというイメージがあるかもしれませんが、それぞれの長寿祝いでテーマカラーのちゃんちゃんこを着てもらうと、主役としてお祝いの会が盛り上がるでしょう。

ただ、ちゃんちゃんこを日常的に使う方は少ないため、一回きりではなくその後も使ってもらいたいという場合には、テーマカラーの「はんてん」や「どてら」を探してみるのも良いでしょう。ただし、どてらを着ると動きにくくなる場合もあります。ちゃんちゃんこは袖なしの防寒着のため、袖がもたつくことがありませんので、部屋の中を移動するときも、あまり邪魔にならない上着と言えます。90歳を迎える方の日常生活も考えて、ちゃんちゃんこにするか、どてらにするか、選ぶと良いでしょう。

また、最近はちゃんちゃんこやはんてんではなく、卒寿のテーマカラー・紫にちなんだものであればOKという風潮もあります。紫のちゃんちゃんこを用意することに強くこだわりすぎず、お祝いの気持ちを伝えることが大切だと心に留めておきましょう。

卒寿のお祝いにおすすめの紫色のアイテム

ちゃんちゃんこ以外にも、卒寿のお祝いにぴったりのアイテムはたくさんあります。

●花束
紫色の花は、男女問わずお祝いのときにはおすすめのアイテムです。濃い紫・薄い紫のほか、ピンクや白など華やかな色を混ぜると、非常に華やかな印象になります。また、数年楽しむことができるプリザーブドフラワーもおすすめです。

●衣類
ラベンダー色のセーターやニット、シャツ、カーディガンなど、その人の好みや季節によって身に着けるものを贈ってみてはいかがでしょうか。ラベンダー色を身に付け、若返ってもらうのも良いでしょう。なお、衣類を贈るときは、ボタン付きでも大丈夫かどうか、着やすさにも配慮すると、卒寿の方を世話する家族にも喜ばれるでしょう。

●湯飲み
記念になる、紫色の湯飲みもおすすめのアイテムです。男女問わず使いやすく、中には名入れができるものもあり、卒寿のお祝いにぴったりです。

まとめ

「卒寿」にちなんだ紫色のちゃんちゃんこをはじめ、さまざまな紫色のアイテムで盛大に卒寿をお祝いしましょう。一生のうちで一度しかない卒寿のお祝いは、家族や親せきで心をこめておめでとうと感謝の気持ちを伝えましょう。

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