親御さんの70歳の古希祝いには、旅行をプレゼントしようと考えるお子さんもいらっしゃると思います。
しかし、どこに行くか、どんな旅行プランにしようかとお悩みになることもあるでしょう。
そこで今回は、お子さんをお持ちの60代の男女222名に対し、古希祝いの「関東旅行」で行ってみたい場所などを聞きました。旅行先選びやプラン作りの参考にしてくださいね。
行ってみたい関東の都道府県、1位は東京
最初の質問は、行ってみたい都道府県について。関東地方の中で、旅行先として人気の都道府県は一体どこなのでしょうか?
ご覧の通り、「東京」と「神奈川」という首都圏の都道府県が人気を二分。それを有名温泉地のある「群馬」・「栃木」や、人気テーマパークのある「千葉」などが追う結果となりました。
行ってみたい理由は?
では、60代のお父さん・お母さんは、なぜその都道府県へ行ってみたいと思っているのでしょうか?行ってみたい理由を教えていただきました。
「東京」を選んだ方の理由
・都会への憧れ。(福島県/60歳/男性)
・最新の流行のショッピングを楽しめそうだから。(東京都/69歳/女性)
・学生時代の下宿を訪ねてみたい。(秋田県/69歳/男性)
・青春時代の思い出の場所だから。(富山県/67歳/男性)
・自分の生まれ故郷なので、懐かしい場所などや新しく出来た施設なども見て歩きたいから。(静岡県/66歳/女性)
東京へ行きたい方のコメントの中で目立っていたのは、都会らしさを楽しみたいといった理由と、個人的な思い入れがあるから行きたいといった理由でした。東京に住んでいたことのあるお父さん・お母さんの古希祝い旅行をするなら、東京の名所観光と共に、ご両親のゆかりの地を巡って当時の思い出を語ってもらう旅行を計画するのも良さそうですね。
「神奈川」を選んだ方の理由
・観光名所が多く子供から大人まで楽しめる。(東京都/61歳/女性)
・箱根が好きだから温泉に入ってのんびりしたい。(東京都/64歳/女性)
・みなとみらいに行ってみたいです。(愛知県/68歳/女性)
「群馬」を選んだ方の理由
・温泉がたくさんあるから。(東京都/60歳/女性)
・草津温泉と富岡製糸場を見に行きたいです。(北海道/65歳/男性)
・伊香保温泉に行ってみたい。(京都府/68歳/女性)
神奈川と群馬では、具体的な地名を挙げる方が多かったのが特徴的。温泉を楽しみたいなど、旅行先でやりたいことがはっきりしている方が多いようです。
古希祝いの関東旅行、何をしたい?
旅行では観光や食事など、楽しみがいろいろあります。古希祝いとして関東旅行へ行くとしたら、どんなことをしたいと考えている方が多いのでしょうか?
全体の7割以上の票を集めたのは「食事を楽しみたい」という回答でした。
行ってみたい関東の都道府県で1位だった東京には、よりすぐりのグルメが集まっています。都会ならではの高級店でおいしいものを食べたいと考えている方も多いのかもしれません。
次点以降には、「文化・歴史的な場所を見たい」や「温泉に入りたい」などの回答が続いています。「買い物を楽しみたい」という方が4割近くいるのは、トレンドの発信地・東京を有する関東地方ならではの結果ですね。
古希祝いの旅行は誰と一緒に行きたい?
古希祝いで関東旅行へ行く場合、どんなメンバーで行きたいと思うのでしょうか。古希祝いの旅行で一緒に行きたい人を、教えていただきました。
古希祝いの関東旅行に一緒に行きたい人第1位は、やはり「配偶者」でした。記念の旅行には、ご自身の奥さんや旦那さんの参加は欠かせないと考えている方が大多数のようです。
また、「子ども」と答えた方も約半数。古希という節目に家族旅行をしたいお父さん・お母さんも多いようですね。
旅行の日数は2泊3日が人気
最後に尋ねたのは、旅行の日数についてです。
せっかくのお祝いの旅行だからゆとりのあるスケジュールでじっくり観光して回りたいけれど、あまり長期間の旅行になると逆に体に負担をかけてしまうかもしれない…などと悩む方もいらっしゃることでしょう。
60代の方々は、古希祝いに旅行へ行くなら何泊くらいしたいと考えているのでしょうか?
半数近くの方から選ばれたのは「2泊3日」という回答でした。
次点は「1泊2日」となっており比較的コンパクトなスケジュールを望む方が多いようです。
おわりに
今回は、60代のお父さん・お母さんにお聞きした、古希祝いの関東旅行に関するアンケート結果をご紹介しました。
関東地方へ旅行をするなら東京で食事や思い出の地めぐりを楽しみたい方と、神奈川や群馬で温泉などを楽しみたい方が多く、旅行の日数は2泊か1泊程度が良いと考えている方が多いことが分かりました。
ただし、少数ではありますが埼玉や茨城へ旅行したいという方もいましたし、4泊以上の長期旅行をしたいという方もいました。古希という大切な節目の旅行ですから、お父さん・お母さんの希望をしっかりヒアリングした上で計画することをおすすめします。
調査概要
調査区域:47都道府県
調査方法:インターネットリサーチ
実施期間:2018年12月25日〜27日
有効サンプル数:222(お子さんをお持ちの60代男女)