普段、お母さんとゆっくり話せていますか?
ランチや買い物によく行くという方も、たまには親子でのんびり女子旅をしてみてはいかがでしょうか。

今回は、雄大な自然と豊かな山海の幸に恵まれた温泉地『湯河原温泉』をご紹介します。

湯河原温泉とは

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古くから名湯と伝えられる湯河原温泉。「薬師の湯」と呼ばれる湯河原の湯は効能も幅広く、保養湯治場として栄えてきました。

泉質は弱食塩泉・弱アルカリ性で、サラサラと柔らかな、肌にやさしい温泉です。温泉でありながら石鹸の泡立ちが良く、湯冷めをしないという特徴をもっています。

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散策を楽しみたい方におすすめ

温泉街の中心にある万葉公園には、湯河原温泉が歌に詠まれた万葉集に登場する草花が植えられています。川のせせらぎを聞きながら散策したり、茅葺き屋根の万葉亭でお茶したりと、心休まる時間が過ごせます。

公園内にある「独歩の湯」では、様々な刺激で足の裏をマッサージする9種類の足湯が体験できます。年代問わず、リフレッシュできる公園です。

湯河原梅林は幕山の岸壁を取り囲むように、山の斜面上に梅が植えられています。下から見上げることも、上から見下ろすこともできるため、様々な視点で梅林を散策できます。

2月中旬~3月上旬にかけて見頃を迎えると、約4000本の紅梅・白梅が咲き誇り、辺りがほのかな梅の香りに包まれます。梅林内は広く、いくつもの通り道があるので、好きなコースを選んで自由に散策を楽しんでみてください。

見頃時期に行われるライトアップでは昼とはまた別の、幻想的な景観が楽しめますよ。

パワーを感じたい方におすすめ

落差15mと小さめですが、水量が多く、勢いのある滝です。滝の左側には災厄を仏様が代わりに引き受けてくれる「身代わり不動尊」があります。また右側には、出世大黒尊が祀られています。

滝つぼ周辺から湯河原沸石という新鉱物が発見されたことでも有名です。

1180年、石橋山合戦で平家に敗れた源頼朝が、身を隠したと伝えられる洞窟です。
奥行きは現在10mほどで20体余りの石仏が安置されており、神奈川県の指定史跡になっています。

「しとど」とは小鳥のことで、鳥が急に飛び出してきたため、追手が人影の無いものとして立ち去ったことから名付けられたそうです。

福泉寺は境内にある「首大仏」で有名です。肩から上だけで高さ2m以上ある珍しい陶製の釈迦像は、名古屋城主徳川光友公が亡き母の弔いに造ったといわれています。

本来は全身ある大仏だったそうですが、肩より下の部分が現在どこにあるのかは明らかになっていません。

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おわりに

温暖な気候と風光明媚な景観で、さまざまな文化人に愛されてきた温泉地「湯河原温泉」。万葉集にも唯一詠まれています。

様々な歴史舞台となった湯河原の魅力を親子で感じてみてはいかがでしょうか。

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