普段、お母さんとゆっくり話せていますか?
ランチや買い物によく行くという方も、たまには親子でのんびり女子旅をしてみてはいかがでしょうか。
今回は、日本最古といわれている愛媛の温泉『道後温泉』をご紹介します。
道後温泉とは
道後温泉は約3000年前、傷ついた一羽の白鷺が傷を癒していたことから発見されたと言われています。肌に優しいなめらかなお湯で刺激が少なく、湯治や美容に適しています。
18本の源泉から汲み上げられる源泉は、20度から55度の温度で、源泉と源泉をブレンドして温度を調整しており、全国的にも珍しい無加温・無加水の「源泉かけ流し」を実現しています。
東京方面から道後温泉への移動は、飛行機で羽田空港から約75分の松山空港に行き、そこからリムジンバス松山空港線で約40分移動する方法が最速です。
道後温泉で女性に人気の観光スポット8選
道後温泉のシンボルとも言える「道後温泉本館」は1894年に建てられました。木造の館内は、各部屋と廊下、階段が複雑に入り組み、迷宮のような造りになっています。その不思議で神秘的な建築は、映画「千と千尋の神隠し」のモデルになったとも言われています。
松山城は、日本で12か所しか残っていない、江戸時代以前に建造された天守を有する城郭の一つです。大天守の最上階からは、360度眺望がひらけ、松山平野や瀬戸内海などを見渡すことができます。今までに「日本100名城」や「美しい日本の歴史的風土100選」など様々な選定を受けています。
ミシュランガイドで1つ星に選定されたお寺です。1318年に建てられた仁王門が国宝に指定されているほか、本堂、三重塔、鐘楼など国の重要文化財が6つもあります。参道が回廊形式になっていて、土産物屋が並んでいるため、多くの人で賑わいます。
道後温泉駅の正面にあるこの時計は、道後温泉本館の100周年を記念して作られたもので、道後温泉本館の振鷺閣がモチーフになっています。午前8時から午後10時の間、1時間ごとに軽快なメロディにのって時計台がせり上がり、夏目漱石の小説「坊っちゃん」の登場人物が現れます。すぐ横には足湯があり、人気のスポットとなっています。
お土産やグルメなどのお店が集まっており、多くは朝9時から夜の10時まで営業しています。道後温泉本館と道後温泉駅を結んでおり、温泉街らしく浴衣姿で買い物や食べ歩きが楽しめる商店街です。
えひめ愛顔の観光物産館では、地元で愛されてきたお菓子や今治タオル、真珠など、愛媛の名産品が販売されています。また、蛇口から出るみかんジュースが体験できますよ。県内各地の観光名所や旬の見どころ等も案内されているので、行き先に困った時も便利です。
旧松山藩主の子孫にあたる久松定謨伯爵の別邸として建てられたフランス風の建物です。かつては皇族の立ち寄り所や、各界の名士が集まる社交の場として利用されました。市街中心部に位置しながらも、静かに大正ロマンを感じることができるスポットです。
812年の建立とされる、阿弥陀如来が本尊のお寺です。仏堂には高さ約4mの大きな白塗りの地蔵尊があります。1855年に道後温泉の湯が止まったとき、この地蔵に祈願し再び湯が湧き出たことから「湯の大地蔵」と呼ばれています。
仏堂の周りにはカラフルなお結び玉がたくさん結び付けられていて、かわいらしいですよ。
おわりに
美容に効果があるといわれている道後温泉。女性にぴったりの温泉地ですね。
レトロでクラシカルな街並みの中、温泉に癒され、美味しいものに満たされ…。心ゆくまで母娘旅を満喫できるといいですね。