卒寿(90歳)を迎える方に対し、お祝いをするときにどのようなメッセージを送ると良いのでしょうか。記念になる花束などのプレゼントのほか、こうした機会だからこそ伝えたいメッセージをぜひ考えてみましょう。なかなか自分ではメッセージが思いつかない…という方も、書き方や避けた方が良い言葉など注意点を把握し、参考にしてみてください。

卒寿のお祝いメッセージの書き方の基本と注意点

卒寿は賀寿と言い、還暦や古希と同じように長生きの方に向けたお祝いのひとつです。そのため、お祝いの気持ちをあらわす言葉をしっかりと相手に伝えることが大切です。卒寿のお祝いメッセージで書きたい言葉、避けるべき言葉について確認してみましょう。

卒寿のお祝いメッセージでまず書くこととは?

まず、メッセージの書き出しは「お祝いの言葉」から。「卒寿おめでとうございます」「90歳おめでとう」という言葉からスタートし、長く見守ってくれていたこと、お世話をしてくれたことなどへのお礼の言葉を述べましょう。また、これからも元気で長生きをしてほしいという気持ちを込めて、健康やさらなる長寿を願う言葉も忘れずに書きましょう。

卒寿のお祝いメッセージの書き方のコツ

90歳の方は高齢のため、一文一文をできるだけ短く、簡潔にすると伝わりやすくなります。
また、目が見えにくいことがあるため、大きな文字・濃くはっきりとしたペンを使って書くといった気遣いもあると良いでしょう。

卒寿のお祝いメッセージで避けるべき言葉

お祝いのときに避けたい「忌み言葉」は、卒寿のお祝いでも避ける必要があります。
以下のようなマイナスなイメージの言葉を使うのは避けましょう。

・切れる
・老いる
・終わる
・枯れる

そのほかにも「また起こる」という意味から、重ね言葉もあまり良くないとされています。いろいろ・たびたび・わざわざなどの重ね言葉も、あまり使わないようにしましょう。

卒寿のお祝いメッセージを例文で紹介

お祝いメッセージの書き出しや避けるべき言葉などがわかったところで、どのようなメッセージを書いたら良いのか、実際に家族・恩師や上司に送るパターン別で例文を見てみましょう。

卒寿を迎える家族へのメッセージの例文

●父へのメッセージ
父さん(親父、お父さんなど)、卒寿おめでとう。いつも僕たち家族を見守ってくれてありがとう。いつも楽しそうに囲碁をしている父さんを見ると、まだまだ長生きしてほしいなと思うよ。ずっとずっと元気でいてほしいです。これからもよろしく。

●母へのメッセージ
母さん(おふくろ、お母さんなど)、卒寿おめでとう。もう90歳になるなんて月日が経つのは本当に早いね。いつも心配をかけたけど、母さんが元気でいてくれて本当によかった。これからも体に気を付けて、楽しく長生きしてね。

●祖父母へのメッセージ
おじいちゃん(おばあちゃん)、卒寿おめでとう。母さんたちに怒られたとき、いつもおじいちゃんは優しくしてくれたね。いつになっても僕はあの頃と変わらない、おじいちゃんが大好きな孫です。元気で長生きして、ひ孫の顔も見てほしいな。これからもよろしくね。

●義父母へのメッセージ
お義父さん(お義母さん)、卒寿のお誕生日おめでとうございます。面と向かってお礼を言う機会はあまりありませんが、僕たちを気にかけてくださっていつもありがとうございます。元気な姿を、これからもずっと見せてください。よろしくお願いします。

卒寿を迎える恩師、上司へのメッセージの例文

●卒寿のお誕生日おめでとうございます。○○さんと出会ってから、はや○年が経ちました。いつも優しく温かく接してくださって本当にありがとうございます。僕も、○○さんのような温かい心で人に接するようがんばっていきます。これからも、どうぞお元気で。よろしくお願いします。

●卒寿を迎えられたこと、心よりお祝い申し上げます。これからもお健やかに過ごされますことをお祈りしております。

●卒寿おめでとうございます。先生はいつもお元気で、こちらがパワーをいただいています。ずっと若々しく、ずっと元気でいてください。

まとめ

卒寿のメッセージを送る人との関係性によって、文章の内容は変わりますが、どのパターンでも共通して言えることは「お祝いの気持ち」「感謝の気持ち」を伝えるということです。こういった機会にしか言えないこともあるので、恥ずかしがらず自分の言葉でじっくりと考えてみてはいかがでしょうか。

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