長寿祝いのうち、77歳をお祝いする喜寿(きじゅ)。
「喜」という漢字の草書体である「㐂」が七十七に見えるため、喜寿と呼ばれるようになりました。
日本発祥の喜寿祝いですが、どのようなお祝いをしたら良いのか、おすすめのプレゼントのほか、喜寿祝いの際に喜ばれるメッセージについても詳しくご紹介します。
喜寿のお祝いはどうやるの?
喜寿などの長寿祝いの際、どのようにお祝いをすれば良いのか迷うことがあります。
こうしたお祝い事には昔ながらのしきたりやルールなどがありますが、喜寿祝いはどのようなことをすれば良いのでしょうか。
喜寿のお祝いの方法
喜寿祝いには特にこれをすれば良いというルールはありません。
そのため、ともに喜寿祝いを行う家族・親戚とともに食事会を開いたり、旅行をプレゼントしたり、記念になる品をプレゼントするなどの方法が考えられます。
みんなで盛大にお祝いをして、おめでとうの気持ちを伝えること・楽しんでもらうことが大切です。
喜寿祝いに贈るプレゼント
喜寿祝いにぜひ贈りたいプレゼントですが、その内容はさまざま。
喜寿のテーマカラーは紫のため、紫にちなんだプレゼントや、喜寿を迎えた方の名前を入れたプレゼントなどがおすすめです。
たとえば、紫色の花束、紫色のちゃんちゃんこ、ボトル・ラベルに名入れをしたお酒、湯飲み、紫色のジュエリーを使ったアクセサリーなどが考えられるでしょう。
その他にも、喜寿を迎える本人が好きなものをプレゼントするのもおすすめです。
喜寿祝いに喜ばれるメッセージを送ろう
では、続いて喜寿祝いのとき、ぜひ送りたいメッセージについて考えてみましょう。
プレゼントを贈るのはもちろんですが、節目の年をお祝いするという気持ちをぜひ言葉(メッセージ)にして伝えてみてはいかがでしょうか。
喜寿祝いに喜ばれるメッセージを考えるためのポイント、文例についてもいくつかご紹介します。
喜んでもらうためのポイント
喜寿のメッセージで喜んでもらうためのポイントを見てみましょう。
・感謝の気持ちを伝える
・お互いの思い出を交える
・尊敬しているところを伝える
普段直接は恥ずかしくてなかなか言えないこともあるでしょう。そんな気持ちをきちんと言葉にして伝える絶好のチャンスです。
お互いの思い出を交えたメッセージを送ったり、いつも感謝しているという旨を書いたり、尊敬しているところを伝えて、これからも元気で長生きしてほしいことを伝えましょう。
メッセージ文例集
では、実際に送るメッセージの文例をご紹介します。
●父母
・お父さん(お母さん)、喜寿おめでとう。あっという間に喜寿を迎えたけど、孫のためにも、これからもまだまだ元気な姿を見せてね。
・お父さん(お母さん)、喜寿のお誕生日おめでとうございます。離れて暮らしていても、いつも元気かどうか気にかけてくれてありがとう。自分の体にも気をつけて、楽しく過ごしてください。
・お義父さん(お義母さん)、喜寿のお誕生日おめでとうございます。元気に今日の日を迎えられて、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。いつも私たちを見守って助けてくれるお義父さん(お義母さん)を尊敬しています、これからもどうか元気でいてください。
●祖父母
・おじいちゃん(おばあちゃん)、喜寿おめでとう!子どものときからいつも優しく、いろいろなことを教えてくれるおじいちゃん(おばあちゃん)が大好きだよ。これからもずっと元気で、長生きしてね。
・おじいちゃん(おばあちゃん)、祝・喜寿!昔からとっても元気なじいちゃん(ばあちゃん)、僕たち孫も年を取ったらじいちゃん(ばあちゃん)みたいになりたいって思っているよ。ずっとこのまま元気でいてね!
●先生、上司など
・先生、この度は喜寿のお誕生日おめでとうございます。卒業してから早いもので〇年が経ちましたが、今も変わらず先生を尊敬しております。ぜひお体には気をつけて、今後とも末永くよろしくお願いいたします。
・〇〇様、謹んで喜寿のお祝いを申し上げます。入社から今も変わらずかわいがっていただきありがとうございます。今後ともお体に気をつけて、ご活躍くださいませ。
メッセージを送る人・送られる人との関係性にもよりますが、感謝の気持ちを伝えること、お祝いの気持ちを伝えることが大切です。
まとめ
77歳のお祝い、喜寿。一生に一度しかないおめでたい節目の年です。喜寿を祝うおめでとうの気持ちはもちろん、普段言えない感謝の気持ちを、メッセージとしてぜひ伝えてみましょう。