普段、お母さんとゆっくり話せていますか?
ランチや買い物によく行くという方も、たまには親子でのんびり女子旅をしてみてはいかがでしょうか。

今回ご紹介するのは、伊豆最古の温泉地『修善寺温泉』。
伊豆の小京都とも呼ばれるこの街では、川沿いに清々しい竹林や朱塗りの橋が点在し、散策しながら古都の風情に浸ることができます。

修善寺温泉とは

画像: 修善寺温泉とは

修善寺温泉は、伊豆半島で最も歴史がある温泉で、日本百名湯の一つにも選ばれた名湯です。

泉質はアルカリ性単純温泉で神経痛や胃腸病等に効能があると言われています。
「修禅寺」と「独鈷の湯」には飲泉所もあります。

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歴史を感じたい方におすすめ

空海が創建した「修禅寺」は修善寺温泉の名前の由来となったお寺です。修善寺温泉街の中心にあり、1200年以上の歴史があります。

おすすめは秋。落ち着いた雰囲気の中で見る紅葉の景色は素晴らしく、通常非公開の中庭が期間限定で一般公開されます。

修禅寺の隣に位置する「日枝神社」。参道には見事な老大樹が並びます。
「一位樫」は九州地方で生育する木で、伊豆では珍しく、県の天然記念物になっています。また、根元が一つになっている「子宝の杉」は樹齢800年とも言われています。

修善寺温泉発祥の湯と言われる「独鈷の湯」。
入浴はできませんが、現在も自然石を組んだ浴場になっていて修善寺温泉の象徴的存在となっています。すぐ近くに「河原湯」という足湯もあります。

自然や景観を楽しみたい方におすすめ

竹林の小径は、温泉街の中心を流れる川沿いにある散策道です。
背の高い竹が美しく並ぶ小径の途中にはベンチがあり、まったりと川のせせらぎを感じられます。ライトアップされる夜の時間帯に行ってみるのも良いかもしれません。

温泉街の中心部を流れる桂川には朱塗りの橋が5つかかっており、紅葉の名所と言われています。それぞれシンボルとなる橋紋があり、橋ごとで異なる場所に埋められているので、探してみるのも面白いですよ。

日本の滝100選に選ばれている「浄蓮の滝」。山の冷気と水しぶきで夏でも肌寒く感じられます。
渓流沿いには天城名物のわさび田が続いており、わさび栽培風景を間近で見ることができます。

約80haの面積を誇る修善寺自然公園では、四季折々の花が楽しめます。
梅林には樹齢100年を越える老木から若木を合わせた約20種1000本の紅白梅が揃い、もみじ林は伊豆半島最大のモミジの群生林と言われています。

「虹の郷」はなんと東京ドーム10個分の面積で、施設内には交通手段として「ロムニー鉄道」と「ロムニーバス」が走っています。四季折々の花をみて楽しんだり、カフェでお茶したり、体験工房で旅の思い出の品を作ることもできますよ。

ロープウェイで約7分、標高452mの高さまで登ったところに、絶景を楽しみながらくつろぐ空間「富士見テラス」があります。富士山と駿河湾が一望できる大パノラマが楽しめますよ。

修善寺にはかつて7つの外湯がありましたが、現在まで残ったのは「独鈷の湯」のみでした。そこで再びお客さんに外湯めぐりをしてもらおうと、2000年に「筥湯」がオープンしました。併設されている望楼からは修善寺の街並みが一望できます。

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おわりに

歴史的な建物や、風情ある自然に囲まれた修善寺温泉。
多くの文豪が訪れたと言われるのも納得です。

体も心も安らぐ癒しの空間で、リフレッシュしてみてはいかがでしょうか?

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