普段、お母さんとゆっくり話せていますか?
ランチや買い物によく行くという方も、たまには親子でのんびり女子旅をしてみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介するのは、海上花火や梅まつりなど有名なイベントも多い温泉地『熱海温泉』。
熱海温泉とは
熱海温泉は『歴史』と『湯量』を誇る温泉郷です。
1604年に徳川家康が湯治のため熱海を訪れた記録が残っており、その後、江戸城に熱海の温泉を運ばせました。
総湧出量は毎分約16,600Lを誇り、42度以上の高温泉がその約9割を占めています。無色透明で匂いもありませんが、保温効果の高さや美肌感は十分に感じられます。
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温泉街の雰囲気を味わいたい方におすすめ
熱海駅を出てすぐの商店街には、老舗のお店やお土産屋さんが立ち並びます。まさに熱海観光の玄関口とも言えるスポットです。温かいお湯に手をつける「手湯」や、「貫一・お宮金色夜叉」と「熱海会場花火大会」の顔出しパネルなどもあり、様々な楽しみ方ができます。
歴史を感じたい方におすすめ
來宮神社の本殿横には国の天然記念物にも指定された樹齢約2000年以上の大楠があり、幹を一回りすると一年寿命がのびると伝えられています。パワースポットとして有名で、長寿・病気平癒・健康祈願の参拝者が多く訪れます。
夜はライトアップされ、参拝の時間帯ごとに、それぞれ違った表情が楽しめます。
芸術や建築が好きな方におすすめ
MOA美術館は相模灘を見渡す高台に建つ「海の見える美術館」です。国宝3点、重要文化財65点を含む約3500点が所蔵されています。美術館のメインロビーからは海に浮かぶ初島や伊豆大島が一望でき、大パノラマに癒されます。
1919年に別荘として築かれ、後に旅館として生まれ変わり、今は熱海市の文化財となった起雲閣。かつては熱海を代表する宿として、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治など、日本を代表する文豪たちにも愛されてきました。
日本の伝統的な建築様式の残る本館と離れ、外国の様式が融合された独特な洋館に、緑豊かな庭園など、優雅で気品に溢れる建物の美を楽しめます。
自然や景観を楽しみたい方におすすめ
熱海城の天守閣展望台では地上43m、海抜160mからの眺望が楽しめます。
入城すれば無料でジェット付き足湯やマッサージチェアを利用できるので、旅の疲れを癒しながら、絶景が楽しめますよ。
アカオハーブ&ローズガーデンは太平洋を望む高台に位置し、12種類のテーマガーデンが点在する東京ドーム13個分の壮大な広さを誇る花の楽園です。
四季を通じて花の彩りが見られるのはもちろん、ハーブ石鹸などを手作りできる体験工房、ショッピング、グルメなども楽しめます。
走り湯は、日本でも珍しい横穴式源泉で、日本三大古泉の一つです。今から約1300年前に発見され、山中から湧き出した湯が海岸に飛ぶように走り落ちる様から名付けられました。
今も奥行5mの洞窟から70度の湯が毎分170L湧き出ており、源泉は神秘的な光景が広がります。
初島は静岡県唯一の有人島で、熱海港から旅客船に乗って30分で行くことができます。
南方からやってくる海流のおかげで1年中温暖なこの島では、新鮮な海の幸が味わえ、亜熱帯の植物なども見ることができます。
季節を感じたい方におすすめ
熱海梅園の梅は日本で最も早咲きと言われています。樹齢百年を越える古木を含め、59品種、472本の梅が、早咲き、中咲き、遅咲きと順番に開花していくので長期間梅を楽しめます。
遅い紅葉も有名で、四季を通して楽しめます。のんびり散歩をしながら自然美を堪能してみてください。
熱海海上花火大会は、1952年にはじまった歴史ある花火大会です。夏だけではなく年間を通して10回以上も開催されます。会場である熱海湾は3面を山に囲まれているため、海で上げる花火の音が反響し、迫力が感じられます。 夜空に広がる花火と、水面に映る花火の両方の美しさが楽しめます。
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おわりに
いかがでしたか?
海を眺めるのもよし、商店街で食べ歩きを楽しむもよし、目的に合わせてコースを決めて、思う存分母娘の女子旅を楽しんでくださいね。