iPhoneの電話やメールをマスターしたり、アプリをiPhoneに入れられたら、次はスマホで写真撮影をしてみましょう。旅先で出合った絶景や、庭先で咲いた美しい花々、お孫さんの可愛い表情など、この瞬間を写真に残しておきたい!という経験は誰にでもあるはず。そんな時にサッと取り出して、すぐに写真を撮ることができるのがスマホの魅力です。第4回目は、iPhoneの写真撮影の基本について丁寧に解説します。
撮影画面の各ボタンを覚えましょう
![画像: 撮影画面の各ボタンを覚えましょう](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783367/rc/2018/12/06/0cbcdc5324ac18dcbe6b67583d1b0ef4b644e106_xlarge.jpg)
iPhoneのカメラで撮影する
iPhoneで写真を撮影するには、「カメラ」のマークをタッチします。
![画像: 「カメラ」マークをタッチします。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783367/rc/2018/12/06/9f70ef0357c222688d3d6bb52f807a1143811eb8_xlarge.jpg)
「カメラ」マークをタッチします。
被写体に向かってiPhoneを構え、画面に映してみましょう。
![画像: 撮影画面下にある白丸がシャッターボタンです。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783367/rc/2018/12/06/1633a3b0687499d6fef96bf1a5a8425cf17e00fd_xlarge.jpg)
撮影画面下にある白丸がシャッターボタンです。
白丸のシャッターボタンを軽くポンとタッチすると、シャッター音が鳴って写真を撮影することができます。iPhone 8以前の機種をお使いの方は、ホームボタンと間違えないように注意しましょう。
![画像: 片手でiPhoneをしっかり構え、人差し指でシャッターボタンをタッチすると撮影しやすいです。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783367/rc/2018/12/06/98ecb25dd49f2cab47bf338b785e26c3b026c12e.png)
片手でiPhoneをしっかり構え、人差し指でシャッターボタンをタッチすると撮影しやすいです。
iPhoneは縦に構えても、横に構えてもOK。横向きに構える場合、音量ボタンがシャッターボタン代わりになり、デジカメのように構えて撮影ができます。
![画像: 音量ボタンのある方を上側にして、音量ボタンのどちらかを押すとシャッターが切れます。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783367/rc/2018/12/06/493a0707e5d0b89e22b6b6d8c448bc99efeefe16.png)
音量ボタンのある方を上側にして、音量ボタンのどちらかを押すとシャッターが切れます。
撮影方法を切り替える
iPhoneのカメラでは、通常の縦長・横長の写真を撮る以外に、正方形の写真やパノラマ写真、動画など、撮影方法を変えて撮影することもできます。
撮影画面の下に「写真」とあるので、そこを指で左右に移動させると、「ビデオ」や「スロー(ゆっくりした動画)」「スクエア(正方形の写真)」「パノラマ(横長の写真)」など数種類の撮影方法に切り替えることができます。
![画像: 撮影画面の下にある「写真」を指で左右に移動させて切り替えましょう。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783367/rc/2018/12/06/6a17e29e661b810d625a88adc29cf87186637794_xlarge.jpg)
撮影画面の下にある「写真」を指で左右に移動させて切り替えましょう。
「写真」の文字付近を指で押さえて左へ少しだけ移動させると、「ビデオ」に切り替わり、動画撮影が簡単にできます。シャッターボタンが赤色に変わるので、このボタンを押すと動画撮影がスタートし、もう一度押すと終了します。
撮影した写真を確認する
写真を撮影したら、きちんと撮れているかすぐに確認したいですよね。簡単に確認するには、シャッターボタンの左にある小窓をタッチすると、撮影したばかりの写真を見ることができます。
![画像: 白丸のシャッターボタンの左にある小窓から撮った写真を確認。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783367/rc/2018/12/06/a7820a746b13f94226c451d09b44d9bc7dbd225c_xlarge.jpg)
白丸のシャッターボタンの左にある小窓から撮った写真を確認。
写真部分を左から右へ指を移動させていくと、これまで撮影した写真を新しいものから順に見ることができます。また、右上の「すべての写真」をタッチすると、iPhoneに保存されている写真を一覧で見ることも。撮影に失敗した場合は、その場で右下のゴミ箱マークをタッチして消去できます。
![画像: 右上の「すべての写真」を見ると、写真アプリが開きます。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783367/rc/2018/12/06/cade3ecf89714fc8fcff76ef887c3fbc4a2e6b0e_xlarge.jpg)
右上の「すべての写真」を見ると、写真アプリが開きます。
暗い場所ではフラッシュを使う
夜の撮影や照明を落とした部屋の中など周囲が暗い場合は、フラッシュを使って撮影することができます。
![画像: フラッシュを使用したい時は、撮影画面の左上にあるフラッシュマーク(①)をタッチします。すると、「自動」「オン」「オフ」と表示が切り替わるので、「オン」(②)をタッチしましょう。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783367/rc/2018/12/06/2f68aa6db1b7a885650ec72ce103474dd7a08c90_xlarge.jpg)
フラッシュを使用したい時は、撮影画面の左上にあるフラッシュマーク(①)をタッチします。すると、「自動」「オン」「オフ」と表示が切り替わるので、「オン」(②)をタッチしましょう。
あとは、いつも通りに被写体を画面に写して、白丸のシャッターボタンをタッチします。
![画像: 画面上部に黄色いフラッシュマークが表示されていればフラッシュはオン状態。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783367/rc/2018/12/06/9bc581dc2881f331bf34022f6f69019d4f0691b8_xlarge.jpg)
画面上部に黄色いフラッシュマークが表示されていればフラッシュはオン状態。
白丸のシャッターボタンをタッチすれば、フラッシュ撮影ができます。フラッシュを使う場合は手ブレしやすいので、iPhoneをしっかり手で固定して撮影するようにしましょう。
![画像: お花にフラッシュが当たって、花が浮き上がって見えます。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783367/rc/2018/12/06/2362f4db25b8e4174799cf24592941d369392c96_xlarge.jpg)
お花にフラッシュが当たって、花が浮き上がって見えます。
カメラを内側に切り替えて「自撮り」をする
「自撮り」という言葉は聞いたことがありますか?iPhoneを手に持って、自分自身を撮影するということです。この自撮りをするには、カメラの向きを切り替える必要があります。
通常、画面に映っているのは、自分から見て向こう側の景色。このカメラは外側を写す「フロントカメラ」と言います。撮影画面の右下(横に構えた場合は右上になります)のカメラマークをタッチすると、画面が自分側に切り替わります。
![画像: カメラが反転するマークをタッチすると、カメラで撮影する方向が変わります。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783367/rc/2018/12/06/f4aee9206b4fb030439399b7a528125206f4bcba_xlarge.jpg)
カメラが反転するマークをタッチすると、カメラで撮影する方向が変わります。
こちらのカメラは、内側を写す「インカメラ」と言います。インカメラにすると、iPhoneを手に持ってぐっと手を伸ばすと、自分や自分の周りの人を撮影することができます。
![画像: 腕をぐっと伸ばして、白丸のシャッターボタンを押します。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783367/rc/2018/12/06/1b1d8f2023f039ca57e707ed0abce3dcd8f7c9a6_xlarge.jpg)
腕をぐっと伸ばして、白丸のシャッターボタンを押します。
旅先などで自分たちを撮るのに、誰かに撮影を頼んだり、固定してタイマーを使うよりも、簡単に自分たちの写真を撮ることができます。
タイマーを使って集合写真を撮る
旅行などで友達や家族と集合写真を撮る時に便利なのが、タイマー機能です。撮影画面の右上から二番目にあるタイマーのマークをタッチしましょう。
![画像: 右から二番目のタイマーマークをタッチすると、タイマー機能が使えるようになります。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783367/rc/2018/12/06/0ac0510964799dae1df7d6e68284a7271da2c77f_xlarge.jpg)
右から二番目のタイマーマークをタッチすると、タイマー機能が使えるようになります。
「オフ」「3秒」「10秒」と選べますが、撮影までに少し余裕のある「10秒」がおすすめです。「10秒」をタッチすると、タイマー撮影ができる状態になります。
![画像: シャッターを押してから実際に撮影するまで「3秒」か「10秒」が選べます。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783367/rc/2018/12/06/867e30680c9a7ac3ab5cf92518130ac7d285395f_xlarge.jpg)
シャッターを押してから実際に撮影するまで「3秒」か「10秒」が選べます。
タイマーを使う場合は、iPhoneを立てておけるスマホスタンドなどを利用して、必ず固定した状態で撮影を行います。
固定した状態で白丸のシャッターボタンをタッチすると10秒間のカウントが始まり、画面に大きくカウントの数字が表示され、10秒後にシャッターが切られます。その際、撮影が10回連写されるので、しばらく動かないようにします。
![画像: 10秒のタイマーを選択してシャッターボタンをタッチすると、画面に10秒からのカウントが始まります。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783367/rc/2018/12/06/b0c4ce7ec5fafa8ee52179ea0834da650f8743f5_xlarge.jpg)
10秒のタイマーを選択してシャッターボタンをタッチすると、画面に10秒からのカウントが始まります。
自動的に10枚が撮影されているので、その中から一番良い表情のものを選ぶこともできます。
![画像: 撮影した写真を開いて右下の「選択」をタッチすると、一番気に入った写真だけを残すことができます。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783367/rc/2018/12/06/0d6d66493935b92b033640e957f8e4fd5078d8f4_xlarge.jpg)
撮影した写真を開いて右下の「選択」をタッチすると、一番気に入った写真だけを残すことができます。
〈ミニコラム〉
孫や動物の撮影はシャッターボタンを長押しして連写!
お孫さんや愛犬などを撮る機会は多いでしょう。しかし、どちらも動きが激しくて、上手にiPhoneで撮影できない…という方は、連続して写真を撮影できる、連写で撮影してみましょう。
![画像: 白丸のシャッターボタンを指で押したままにすると連写ができます。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783367/rc/2018/12/06/8fbd8a67ed1408f08f0ad85c216c6936cd797f17_xlarge.jpg)
白丸のシャッターボタンを指で押したままにすると連写ができます。
撮影画面でシャッターを切るときに、通常は軽くタッチするとシャッターが切れますが、シャッターボタンに指を当てたままにすると連写が始まり、指を離すと連写が終わります。連写スピードがかなり速いので、焦らずに操作しましょう。
撮影した写真は「写真」を開くと確認できます。連写した写真には、左上に「バースト(○枚の写真)」と入っています。
![画像: 写真を開いて、右下の「選択」をタッチすると、残しておきたい一枚を選ぶことができます。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783367/rc/2018/12/06/d2e0fbc29933a2f5287554edf0d492728c498f2b_xlarge.jpg)
写真を開いて、右下の「選択」をタッチすると、残しておきたい一枚を選ぶことができます。
![画像: 気に入った写真を選んで右下をタッチしてチェックを入れ(①)、右上の「完了」をタッチ(②)。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783367/rc/2018/12/06/eac3a84fba464907c84b587eefda07aa85e18e9e_xlarge.jpg)
気に入った写真を選んで右下をタッチしてチェックを入れ(①)、右上の「完了」をタッチ(②)。
![画像: 「1枚のお気に入りのみ残す」をタッチすると、選んだ写真以外は削除されます。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783367/rc/2018/12/11/164f94f82b33ebeca26c910d0b22755f0959ed4b_xlarge.jpg)
「1枚のお気に入りのみ残す」をタッチすると、選んだ写真以外は削除されます。
まとめ
iPhoneのカメラは、フラッシュ撮影ができたり、タイマーが使えたりと、デジカメなどと同じように使うことができます。iPhoneの場合は持ち運びしやすいので、いつどこへ行った時でもカメラ代わりとして使えるのも便利です。ぜひ、素敵なシーンをカメラに収めてみてくださいね。
女子部JAPAN(・v・)
シニア向けのスマホ講座のカリキュラム作成や講師を担当、スマホの使い方ガイドを制作・監修するなどをしている女子集団。スマホ以外でも、女子にまつわるさまざまな情報を発信したり、イベントを開催しています。
イラスト/なかがわ みか